parcel + phina.js + carlo でゲームを作る
以下記事を見つけました。
これは以前解説したparcel + phina.jsのコードを使い回せばいけそうな気がしました。
carlo
上の2つに記事を読んでもらえばわかると思いますが、簡単に言うとChromiumとnode.jsを使って動くハイブリットフレームワークです。
electornなどと違って、ローカルにインストールされているchormeのエンジンを使います。
なので配布する際の容量は小さくできます。
完成物
完成したものは以下に置いておきます。
今回はとりあえず起動することを考えるので、electronの時同様にビルドした物をアプリから起動させます。
実装
まず、以下のコードを丸々流用します。
次に carlo
を導入します。
npmを使ってインストールします。
$ npm i carlo --save-dev
完了したら、プロジェクト直下に以下 app.js
ファイルを作成します。
const carlo = require('carlo') const bootstrap = async () => { const app = await carlo.launch({ width: 385, height: 600 }) app.on('exit', () => process.exit()) app.serveFolder('build') await app.load('index.html') } bootstrap()
あとはアプリを実行して起動させれば終わりです。
$ node app.js
以下のような画面が出れば成功です。
以上です。
メッチャ簡単ですね。
正直ゲームで使えるかというと…多分使えないでしょうね。
nodeやchromeがインストールされていることが前提なので、ゲームを配布用するのには向いてないと思います。
ゲームの配布方法として使うというよりnodeと連帯がとりやすようなので、ちょっとした開発用のGUIツールに使う感じ?かもしれません。
RPGツクールみたいにデータを作成する画面とかに使えるかもしれません。